世界名作劇場「小公女セーラ」。視聴率はよかったみたいで本放送当時はかなり人気でした。

スタッフ

スタッフリストは敬称略です。

キャラクターデザイン
才田俊次
原作
フランシス・ホジソン・バーネット「小公女」
脚本
中西隆三、椋露地桂子
監督
黒川文男
美術設定
川本征平
美術監督
沼井信朗
アニメーション制作
日本アニメーション
本放送
1985年1月~12月
音楽
樋口康雄
主題歌 オープニング
「花のささやき」歌:下成佐登子
主題歌 エンディング
「ひまわり」歌:下成佐登子

声優

声優リストは敬称略です。

セーラ・クルー
声:島本須美
ラルフ・クルー
声:銀河万丈
ミンチン先生(マリア・ミンチン)
声:中西妙子
アメリア先生(アメリア・ミンチン)
声:梨羽由記子
ベッキー
声:鈴木みえ
ピーター
声:坂本千夏
ラビニア・ハーバート
声:山田栄子
ジェシー
声:飯塚はる美
ガートルード
声:佐々木るん
アーメンガード・セントジョン
声:八百坂万紀
ロッティ・レイ
声:渡辺菜生子
クリステル
声:梨羽由記子
リンダ
声:坂本千夏
ドルシラ
声:津島瑞穂
マリエット
声:高木早苗
モーリー
声:向殿あさみ
ジェームス
声:郷里大輔
アンヌ
声:本多知恵子
デュファルジュ先生
声:上田敏也
バロー弁護士
声:藤本譲
市長夫人
声:花形恵子
トム・クリスフォード
声:仲村秀生
ラムダス
声:田中秀幸
カーマイケル弁護士
声:屋良有作
ドナルド・カーマイケル
声:堀江美都子
ジャネット・カーマイケル
声:向殿あさみ

全話タイトル

「小公女セーラ」全46話。

  1. ミンチン女子学院
  2. エミリー人形
  3. はじめての授業
  4. 親友アーメンガード
  5. 泣き虫ロッティ
  6. 灰かぶりベッキー
  7. 代表生徒
  8. 親切なお嬢様
  9. インドからの手紙
  10. 二つのプレゼント
  11. プリンセスの誕生日
  12. 屋根裏の暗い部屋
  13. つらい仕事の日
  14. 深夜のお客さま
  15. 街の子ピーター
  16. ロッティの冒険
  17. 小さな友メルの家族
  18. 悲しいメイポール祭
  19. インドからの呼び声
  20. 謎の特別室生徒
  21. 涙の中の悲しみ
  22. 屋根裏のパーティー
  23. 親切なパン屋さん
  24. エミリーの運命
  25. 一日だけのシンデレラ
  26. 年少組の小さな先生
  27. デュファルジュ先生の帰国
  28. 夏休みの大騒動
  29. ベッキーの里帰り
  30. インドからきた紳士
  31. 屋根裏にきた怪物
  32. 壁の向う側の秘密
  33. 新学期のいじわる
  34. 嵐の中のつぐない
  35. 消えそうないのち
  36. 魔法のはじまり
  37. 屋根裏は大混乱
  38. こわされた魔法
  39. 馬小屋の寒い夜
  40. アメリア先生の涙
  41. 妖精たちのパーティ
  42. 雪の日の追放
  43. 幸せの素敵な小包
  44. おお この子だ!
  45. ミンチン院長の後悔
  46. また逢う日まで

お金持ちの女の子が父親がなくなって無一文に。寄宿学校でメイドとして働かされるけど、父親の友人に助けてもらう話。子供心にこんな印象を持ってました。

最初と最後を除いて、中盤はほとんどイジメられ生活。…暗い!!

セーラが何かしたから不幸になったわけじゃないし、何かしたからお金持ちに返り咲いたというわけでもないので、子供受けはどうなんでしょうね。

とはいえ、いい子にしていれば誰かが私を幸せにしてくれるというシンデレラストーリーにつながる一面はあるので好意的な受け止められ方はされそう。

まあ実生活では子供は自分で生活環境を選べるわけじゃないから、常に受け身。ある意味リアルと言えばリアルなんですが。

「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」の小公女セーラの黒川文男監督のインタビューでは「ミンチン先生の女の性(さが)、女の嫉妬」を描いたみたいなことが書かれてましたが、これはちょっといじわるな見方では?

女性だからセーラにつらくあたった、という考え方ならちょっと腑に落ちない気がします。ミンチン先生が男だったらセーラにやさしくしたのかと問いたいところです。

お嬢様であるセーラに嫉妬といっても相手は子供。しかも父親死亡で没落。いくらなんでも本気で相手にしませんよ(笑)。無茶言うな!ってかんじです。

アニメ独自の設定か原作どおりなのかは知りませんが、ミンチン先生は両親を早くに亡くし叔母の家で働きながら慈善学校卒、住み込みの家庭教師を経てミンチン女学院設立という設定。苦労した人は他人にも甘えを許さないものですよ。

ミンチン先生はどちらかというと金勘定で動いてる印象です。お金で苦労した半生をおくってきた人だと思えば仕方ないんじゃないでしょうか。

もしもミンチン先生がお金の心配などしたことも無いお嬢様育ちなら、セーラにやさしくできたでしょうけどね。

スポンサーリンク

小公女セーラ関連記事

  1. 小公女セーラ設定資料(「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック」)感想
  2. 小公女セーラ スタッフ・声優・主題歌・全話タイトル

その他の世界名作劇場アニメはこちらで。