「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「小公子セディ」に関してのみの感想です。
「小公子セディ」割り当てのカラー4ページは2ページが全体の名場面集、残り2ページは第38話「プレイボール! 伯爵対セディ!」のカット集です。ページ両脇にOP・EDのカット集もあり。
モノクロページは20ページで、そのうち14ページが設定画。ストーリー紹介、キャラクター相関図、コラムなどあり。
それでは、掲載されているキャラクター設定画のリスト。
- セディ(セドリック)・エロル
- ジェイムズ・エロル
- アニー・エロル
- ドリンコート伯爵
- ウィリアム・ハビシャム弁護士
- ホッブス
- ディック・ティプトン
- キャサリン
- サラ
- メロン夫人
- ジェファーソン
- ジェーン・ショート
- ウィルキンス
- チェンバレン・ウェィストレイク
- エリザベス・トレイシー
- コンスタンシア・ロリデル男爵夫人
- ブリジット・ハリス
- ハリス夫人
- ニューイック
- コッキー
- ケティ
- ピーター
- モーダント神父
- ミンナ
- トム
- …etc.
リストはちょっと省略。ニューヨークの小学校の同級生キャラクターの身長対比図やアールスコートの子供達の身長対比図なども。
ドリンコート伯爵邸の男子&女性室内係一同の身長対比図も名前が無いキャラクターまでしっかり設定されています。
セディの基本設定には骨格や筋肉のつき方を示す服を着ていない設定画もあって、とてもしっかりというかたくさんの設定画が描かれたのがわかりますね。
キャラクターデザインの櫻田美知代さんが貴族の生活や服装に詳しいということで、ずいぶん力の入ったキャラクター設定画がたくさん載ってますよ。
貴婦人の馬車の乗り方の一連の動作の設定画など、深い知識がうかがえますね。
動物キャラは老犬デューガル、馬のリトル・プリンス号、猫のライラなどの設定画アリ。
美術線画はドリンコート邸、アールスコートなど。少なめですが載ってます。
そこに魅力を感じる事が出来る人なら文句なしに楽しめると思いますよ。
他にどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。
世界名作劇場第1作「フランダースの犬」から第25作目「ポルフィの長い旅」までは、この「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」かもしくは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」のどちらかに収録されていますよ。
- タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編
- 出版社・発売時期:新紀元社(2010-04-24)
- ページ数:380
- 総合評価:
内容紹介
- 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.2
- オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
- モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
- コラム
- スタッフインタビュー(黒川文男監督、黒田昌郎監督、山田栄子さん、楠葉宏三監督、佐藤好春さん、斉藤宏監督×脚本家・宮崎晃さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
- 各作品放映リスト、スタッフデータ集
- …etc.
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