魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.1 感想

「魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE」は、アニメの原画集です。

「フルカラー原画集」と書かれてます。影付きというか影の部分を色鉛筆で塗ってるような原画集という意味であって、セル塗りの連続絵という意味ではありません。線画集のイメージでOK。

今のところ「魔法少女まどか☆マギカ」に関しては、TV版で6冊（vol.1～6）、劇場版（総集編）で1冊の原画集が発売されてます。

1クール全12話のテレビアニメで6冊も原画集が出るなんて、人気のほどがうかがえますね。

2クールのテレビ版「新世紀エヴァンゲリオン」でも、TV版の原画集は3冊しか発売されてないんですよ。まあ時代が違うといえば、そうですけどね。

とりあえず、「魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.1」の内容と感想。

「魔法少女まどか☆マギカ」版権イラスト

巻頭に版権イラスト4枚＋版権イラストの原画。キービジュアル＋αというかんじですね。

原画集って、ガイナックスの原画集、ローゼンメイデンの原画集、電脳コイルの原画集とかいろいろみてきましたが、たいてい巻頭に版権イラスト＋版権イラスト原画が掲載されてますよね。

こういうフォーマットって業界で決まってるんですか? 原画だけでは売りにくいのだろうとは思いますが…。

「魔法少女まどか☆マギカ」OP原画集

テレビ版OP主題歌の「コネクト」で流れる映像の原画集。厳密に言うと、原画だけではなく

が掲載されてます。

OP（1:30s）だけで1冊…あれか、映像で見たら一瞬の大人まどかと子供まどかのあのシーンの原画をあますところなく掲載してるに違いない、このスケベ!!

とか色眼鏡で見てましたが、中身を見てみたら割と堅実（笑）。もちろん例のシーンもじっくり掲載されてましたが、まどか疾走シーンの連続原画とかもちゃんとしっかり載ってました。

それから、原画が大きく載ってるのも驚きました。本自体A4縦で大きいですが、まどか疾走シーンとか、大人まどか&子供まどかシーンなんかは1/2ページの大きさで原画を載せてます。ページ上1枚、ページ下1枚という具合ですね。

連続するカットの原画をこの大きさで載せている本はほとんどないので、かなり驚きました。

もうちょっと小さい絵を詰め込んでるページもありますが、それでも見やすい大きさの原画が多いのがとてもいいですね。

ちなみにまどか疾走シーンは1/2ページの大きさの原画が80枚も載ってます。コメントによるとほぼ全原画（中割りの動画がない、全部原画担当が描いているという意味）だそうですよ。

スタッフコメント

いくつかの原画には、スタッフコメントがついています。

この本では、OP絵コンテ・演出の板村智幸さん、作画監督の中村直人さん。

「ここは誰が担当した」という話から、「どういうイメージで作画したか」みたいな話まで。

以上。

原画集はあまり一般向けのアイテムとはいえませんが、好きな人は好きですよね。というか、私が好きです（笑）。

プロじゃないから多くを語れませんが、線画は魅力的です。この本は絵が大きいし、カラーで見やすいのも魅力的。

ちなみにコミケ（C81）限定で劇団イヌカレー描き下ろし表紙カバーの「魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.1」が発売されたそうですが、一般流通版の表紙カバーは総作画監督・谷口淳一郎さんの描き下ろし。

コミケ版の表紙も見てみましたが…オシャレすぎる!! まあ劇団イヌカレーのアートにこだわりがなければ、一般流通版でもいいと思いますよ。表紙カバーが違うだけで、中身は同じらしいですから。

タイトル：魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.1: 出版社・発売時期：メディアパル(2012-2-29); ページ数：128; 総合評価：

内容紹介

ちなみに、とらのあな、アニメイト、ゲーマーズの「魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.1～6」全巻予約、購入特典が「魔法少女まどかマギカ KEY ANIMATION NOTE　Special Bonus Book」。

公式によると「KEYANIMATION NOTE未収録の版権とその原画を収録したスペシャルミニイラスト集」だそうです。

この全巻予約・購入特典はさすがにもう終わったのかな? 気になる人は自分でチェックしてください（笑）。

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