東京ゴッドファーザーズ　エンジェルブック感想

…小っさい。「東京ゴッドファーザーズ　エンジェルブック」は大人向けのガイドブックなのにどうしてこんなに小さいの!?

懐にやさしいお値段ですが、本が小さいので満足感が薄い！もうちょっと何とかしてほしかったところです。

ストーリー紹介は途中までだし、キャラクター設定資料集（ギン、ハナ、ミユキ）は2ページ（正確には1ページ半）。

キャラクター設定資料に関してはwebで公開されていた公式サイト（だったかな？）の方が詳しかったですよ…。

「東京ゴッドファーザーズ」のキャラクター絵は好みなので、絵が大きめなのはいいとして、もうちょっとたくさん見たかったです。

スタッフ、キャストインタビューはそれぞれボリュームがあっていいかんじです。脚注も多くてよし！

ロケハン写真とその解説も面白かったけれど、個人的には背景美術と解説がよかったです。

あの緻密な背景の秘密、というかデジタルハーモニーについてわかりやすく説明されていますよ。

「今敏監督　絵コンテの秘密」として2ページほど絵コンテの解説があります。ちなみに絵コンテ本は発売されておらず、DVD-BOXのおまけのみです。

今敏作品は「東京ゴッドファーザーズ」しか見ていませんが、予告編をみるかぎりこれが一番一般受けしそうな物語に見えます。

実際とても面白いエンターテイメント作品です。だからこそもっと充実したメイキング本が欲しかったのですが…。せめてもっと大きい本なら…と思わずにはいられませんでした。

タイトル：東京ゴッドファーザーズ・エンジェルブック

出版社・発売時期：宝島社（2003-10）

ページ数：95

総合評価：

内容：アニメ映画「東京ゴッドファーザーズ」ガイドブック

東京ゴッドファーザーズ エンジェルブック 感想