ポポロクロイス物語 TV Animation Official Fun Book 感想

テレビアニメ「ポポロクロイス物語（第1作）」のオフィシャルファンブックです。表紙はアニメ絵じゃないのですが、中身はしっかりアニメファンブックしてます。

巻末の設定資料集＋α以外はカラーです。各話エピソードやキャラクター紹介のページには本編画像がたくさん使われています。

版権イラスト集はDVD（この当時はVHSかな? 同じ絵だったと思います）・CDジャケットや宣伝ポスターなど。後藤隆幸さん以外のイラストも載ってます。表紙折り返しの絵は「後藤隆幸画集 Gの旋律」から絵コンテ表紙イラストと判明しました。

線画の設定資料集（キャラクター、美術の線画）は公式サイトで見られる絵の量よりもこの本の方が多いです。例えばヒュウなら各話での服装（ドレス・下着姿・幼い頃）など、公式サイトにない絵がありますよ。

キャラクターデザインの後藤隆幸さんのインタビューページでは、ヒュウの初期設定とかナルシアのOPラフなども見ることができますよ。後藤隆幸さんの絵が好きな人は要チェック！

個人的には充分満足で文句なしですが、しいて難点を挙げるなら作品解説的なものはアネモリトスの解説程度でほとんどありません。

とはいえ、本編で積み残した謎みたいなものは特に思い当たらないし、作品の背景的な話は真下耕一監督インタビューだけでよさそうな気もします。

100ページ程度のガイドブックですが、イラスト集、スタッフ・声優インタビュー、設定資料集などファンブックとしては一通りの内容がそろってます。手堅い構成で一般の人からアニメファンまで楽しめる本だと思いますよ。

タイトル：ポポロクロイス物語 TV Animation Official Fun Book: 出版社・発売時期：ソニー・マガジンズ（2000/02）; ページ数：97; 総合評価：

内容紹介

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