ペルソナラジオの緑川光さんのゲスト回(第19回)が異様に面白くて、感想が長大に。長すぎるのもどうかと思うのでページを分けてみました。

緑川さんはゲストに呼ばれた自分の役割をよくわかっている、というかんじでした。

ペルソナラジオ第19回感想

今日は温泉からという設定。ゲストの紹介を妙にもったいつけると思ったら、ゲスト・緑川光さん!! とうとう真田きたかー。既にメインはほぼ全員ゲストにきたもんね。

緑川さんは子安さんより1つ年下。他の仕事でのつきあいも長いので、岡本さんと違って掌の上でコロコロ転がせる人じゃないけれど仕事上のつきあいは長い人。子安さんのテンションがいつもと違いますよ。

緑川さん:子安さんの裸を何度も堪能してるから(中略)もしかしたら一番堪能してる男かもしれない

よく知らないけど子安さんと緑川さんはBL系のドラマCDで競演とか多いの? と思わずそっち方向に考えてしまいましたよ。

緑川さん:悪いけど、岡本君が知らないいろんな子安さんの声知ってるから

どんどん話を盛りあげようとする緑川さんにつきあう子安さん。

子安さん:俺達ほんとな長いんだよ、関係が
緑川さん:敵対してればしてるほど…燃え上がるんだよ

でもいきなり真田に。

緑川さん:ねえねえオレの筋肉見る?

子安さんが今日のラジオでは真田で行くのか、緑川でいくのかとツッコミ。

緑川さん:どっちでもこい!

すでにノリノリです。今回はこんなかんじのテンションで最後まで。

この後、緑川さんのプロフィール紹介へ。

子安さんと緑川さんはさまざまなアニメでライバル関係を演じている話にさしかかって。

子安さん:必ず負ける方、俺は。いまだに変わらない。勝ったためしがない、緑川光に
(中略)
子安さん:戦いでも負ける、女をとられる(中略)ペルソナだと俺死んでる、(緑川さんは)まだ出てる

ああ、そういえばそういうのが多かったかな。と走馬灯のようにいくつかのアニメを思い出したり。

「いや、あのときの子安さんはすばらしかった…」何でもない会話の中にも、なぜかへんなサービスせりふが入ってますよ。

「ペルソナ覚醒」コーナーでは中堅二人にツッコまれる岡本さん。

緑川さんは「ツンデレ的なセリフ」を「試合を終えたばかりの力士」でというシチュエーション。これがすごかった。えっ、力士? 緑川さんが。と思ったけど、お見事でした。

冷静に聞くと「力士じゃないような…? 」という気がするのに、長ゼリフを聞いているうちに「いや、これは力士」と思わせる力技。というか押しの強さ。やっぱりベテランの技だわ…。

「途中でくじけたら終わりだから」。岡本さんは途中で周りの空気をうかがってしまうところがいけないと。それは確かに。声は感情がすごくでますね。ためらいも恥ずかしさも焦りも、聞いててすぐにわかりますよね。

次の岡本さん向けのお題を、緑川さんも挑戦。演技は「ぶりっ子アイドル」で。

緑川さん:た・け・ひ・と…ってば。ふふっ。呼んでみただけ。好き♥

「『た・け・ひ・と』ってゆっくり言えば言うほど気持ちが折れそうになる」と、正直な緑川さん。しかしプロ根性。じっくりためながら言い切ったよ!

セリフと言うのは「言えばいい」というものではなく「みせること」が必要、といつもより直接的な教訓も。やっぱり芸達者なベテランが模範演技をやってくれると「声の演技講座」っぽくなってきますね、このコーナー。

子安さん:いや、今日でもよかったね、すごかったでしょ
岡本さん:右耳からも左耳からもすごい…すばらしい声が…
子安さん:(冷淡に)何言ってんだよ。そんなことどうでもいいんだよ

せっかく子安さんが「今日はベテランにいろいろ教えてもらってよかったな、ノブ」的にめずらしくやさしい声をかけたというのに。岡本さんは天然で。

そして声優歴二十年選手から、ありがたい一言。

緑川さん:がんばって岡本君も生き残るんだぞ!

あたたかい励ましを頂いて、よかったじゃないの岡本さん。

私も「今日は面白かったし、きれいにまとめて終わるな…」と満足な気持ちでエンディングを迎えたのに。最後の最後で岡本さんから緑川さんへ爆弾質問。

岡本さん:どれぐらいB/Lな世界をやってたんですかね?

ためらいながらも何言い出すんだー!? せっかくきれいにまとめたのにー!!! 唐突な質問に戸惑う緑川さんとなんとかフォローを試みる子安さん。しかし、重ねて聞く岡本さん。どうしても今聞きたいのか!?

岡本さん:どれくらいB/Lなかんじをやると…こう艶っぽくなるのかなと思って…

ああ、そういうことか。岡本さんは男性声優としてやっていく上で、すごく真面目にBLドラマ経験豊富な先輩に質問していたのでした。

緑川さん:いや、まだでしょう。年齢的に(中略)セクシーボイスじゃなくてプリティボイスを出せるときに出しといた方が…

意図がわかって、真面目に答える緑川さん。横で聞いている子安さんが楽しそうです。苦笑いです。

岡本さん:ああ、そうか年齢もあるのか…よし、がんばりたいと思います

岡本さんがあと二十年、声優として生き残れるかどうかはともかく、仕事を広げていろいろ挑戦していきたいんだという意欲はよくわかりましたよ。BLはともかく…まあがんばってください、岡本さん。

ラジオを聴いていて個人的に感じるのは「岡本さんは今のうちに一般常識を磨け!! 艶声とか特殊技能はその後だ! 」ですけどね。

それから、もうちょっとこうB型のノリは控えたほうが。A型には唐突すぎて、聞いていてハラハラします。

ペルソナラジオ第20回感想

今回は馬の国から。今回のふつおたもコーナーのお便りもヘンな内容が多かったですね…。

ペルソナ覚醒のコーナーでは珍しく(?)子安さんが真面目に長々とレクチャー。前回ゲストの緑川さん効果?

あるセリフを「ホントにめちゃくちゃかっこいいキャラで」というお題。

子安さん:ノブに足りないのは大きな芝居が足りないね。

「リアル感のある自然なお芝居をするつもりで、小さくまとまっている人が多い」という話です。珍しくど真ん中なアドバイス。

たしかに、前回の緑川さんは過剰なくらい記号を入れてました。「○○」といわれれば、こういうイメージと一般人が思い浮かべるイメージがてんこもりでした。過剰なくらいに。

比べると、岡本さんは薄い! どのお題キャラも「こういうキャラです」とお題を言われなければわからないくらい。子安さんが言っているのは、声と演技を聞いただけで「○○でしょ? 」とわかるくらいわかりやすい演技が必要ってことですね。

岡本さんはまだまだ常識不足。頭がいい悪いじゃなくて、人生経験(生活経験)が足りないという意味で。足りないから記号を入れようにも入れられない。それが「若い」ってことなんですけどね。

その後のコーナーでの一言。

岡本さん:半年後のスケジュールが全くないので、「ああ、生きていけるんだろうかこの業界で」って。

次の仕事が決まっていなくて困っていますという話じゃなくて、声優業界では1年後のスケジュールまで埋まってしまう子安さんみたいな人もいれば、そうでない人もという話の流れでの一言ですよ。

不安定な仕事に対する不安を抱えながらがんばっているのね。前回の緑川さんへの質問も仕事を増やして安定させようという切実な気持ちから…と思うとちょっとしんみり…。

ペルソナラジオ第21回感想

今日は善人の国から。

子安さん:お前の力でなんとかオレを立たせてくれよ

最近少なかった下ネタきたー。ちなみに子安さん的には下ネタじゃなくて、「お前の力でなんとかオレ(の心を奮い)立たせてくれよ」だそうです。

…うまいこと言うなー。言葉足らずって。

子安さん:(前略)好きなら好きとちゃんと伝えないと「好き」
岡本さん:大好きです。ボクも大好きです(以下数回リピート)
子安さん:お前のことじゃないんだよ!

いきなりコント? 子安さんの「好き」も唐突でしたが、岡本さんの「大好きです」も妙なノリでした。やっぱり岡本さんの返しがわかりにくいのよね…。

冗談なら冗談の口調で、真面目なら真面目なノリでいいから、わかりやすいトーンでトークしてほしいなー。

ペルソナラジオ第22回感想

今日はなんなんでしょうか。カタツムリ? 6月6日でムトーの日?

子安さんがミッキーマウスみたいな甲高い声を出してますよ。何キャラ?

岡本さん…「エコバッグ」という単語を知らないのは、頭が悪いフリ(?)にしても寒すぎる…。かたつむりの歌詞も間違って覚えてるし。いろいろ不安。

若いうちはなるべく新聞読んだほうがいいよ…。インターネットは自分の興味のある情報しか入ってこないけど、新聞は自分は興味がなくても社会人として必要な情報をまとめてくれてるから。 知らない単語は検索すらできないのよ。ざっと目を通しておくべき!!

全体的に今日は妙なノリでした。わりと面白かったけど。事あるごとに下ネタに走ろうとする子安さん。ラストの提供読みもヘンでしたよ。

ペルソナラジオ第23回感想

今日はなめくじ設定で。子安さんのかたつむり声となめくじ声の違いがわからないよ。もー最初聞いたとき「あれ、先週と同じ!? 」と思って、一度キャッシュ消してみたりして混乱しました。まぎらわしいなーもう。

子安さん:女の子のどこが好き、どのへんが好き?
岡本さん:ボクくちびるが好きなんです
子安さん:やーらしーなーお前

「お尻が好きというより、くちびるが好きという方がいやらしく感じる」この子安さんの説はもっともですね。お尻よりくちびるの方が、フェティシズムなかんじがするのね。

「違うんですよ!! 」と主張する岡本さんの主張が、「くちびる好き」と全然関係ない話じゃーん。ごまかしきれてないのよ。

岡本さんが「ペルソナ覚醒コーナー」でせっせと稼いだペルソナポイント。最近ごほうび案を募集していたんですが、「ごほうび」より「おしおき」を用意したほうがいいってお便りがきているんだとか。

なぜそんなに殺伐とした感性!? 「Sっ気のあるシチュエーションが好き」というのはわからなくもないんだけど、それはどうなのよ。

私は岡本さんのファンじゃないけど、がんばりは伝わってきます。がんばっている人が褒められるのを一緒に喜ぶより、叱られるカッコ悪い姿をギャグとしてシチュとして笑う。それは楽しいことなの?

ジェネレーション・ギャップかなー、こういう感覚の違いは。正直ごほうびでもお仕置きでもどっちでもいいし、マジになってるわけじゃないけど、なんだか寂しいなーと思うのでした。 最近秋葉原の事件もあったから、ちょっと神経質になってるのかも。

今日は子安さんのぶっちゃけトークが面白かったですね。素で間違ったり。

富山弁の「だいてやる」は懐の大きいやさしいセリフだなーと感動。後で調べてみたら違ってましたー。「出してやる」→「だいてやる」なんだそうです。「し」→「い」になっただけ。訛りなんですね。

現地の人が使っているのを聞けばイントネーションとかでわかったのかも。子安さん標準語で「だいてやる」って読むから「抱いてやる」としか聞き取れないわけで。

ペルソナラジオ第24回感想

「バイトの面接が受かりません」という悩み相談。子安さんのありがたいお言葉。つーか「原因もわかってるならそれを直せ」ってすごく当たり前な話ですね。

私が思うに「受かりません」という表現がすでに受身。「落ちた」と言え! ダメだったときも前のめりで! そこらへんの弱気や自信のなさも原因の一つじゃないかな。「声が小さい」という原因がわかってるんだし、直せないことでもないと思うのよ。

空元気でいいから、大きい声だしちゃえ。とって食われるわけじゃなし。まだ「働くこと」に対するハングリー度が足りないのよね。ガンバレ!!と言いたい。

ペルソナラジオ第25回感想

今回の設定は「星空の下で」。

今度発売されるゲーム・ペルソナ4の話。

子安さん:諒兄ちゃんじゃなくて、俺が出たいんですよね。違うキャラクターで

別のキャラでペルソナ4にでたい…ってぷっちゃけすぎだー。

アニメ「ペルソナ トリニティ・ソウル」最終回の話とか。たぶんもうどこの放送地域も最終話まで終わってるよね。

子安さんが、ディレクターさんに「今日ラジオっぽいね」と褒められた話。

子安さんはラジオをほとんど聞いたことがなかったので、ラジオのパーソナリティがわからない(自分の中にイメージがない)のだとか。

話芸や仕切りの詰めが甘い気がするのはそのせいね。私は深夜ラジオもお昼のラジオも子供の頃さんざん聞いていたからー。でも本職声優さんだからね。まあいいんじゃないでしょうか。

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