ペルソナ -トリニティ・ソウル- 18～20話感想

PERSONA -trinity soul-（ペルソナ -トリニティ・ソウル-）18話から20話までの感想です。

18話～20話と話もそれなりに佳境に入っているのに、ペルソナバトルはほとんどありません。18話でちょっと出てくるけど、対マレビトじゃないし。

やっぱりペルソナ・バトルがメインじゃないですよね、このアニメ。

第18話「沈む夢」感想

アヤネ（CV:能登麻美子さん）が洵に急速接近。彼女ができて兄貴に冷たく…というわけではなく、自分という存在に目覚めたってカンジ? 結祈と二人で一つの自分じゃなくて、「ただ一人の自分」に。

しかし、そんなことがわからない慎には。あやしい彼女が弟に急接近！兄ちゃんがせっかく蛇の目でお迎えに行ったのに、彼女と相合傘かよってカンジ。でも二人に見つからないようにサッと姿を隠す必要はないよ、慎!

あやしい彼女だから、こっそり探って…という気持ちはわからなくもないけどね。

洵のことを拓朗とめぐみにグチる慎。めぐみの表現はたしかにおっさんくさい…。でもいるよね、こういう子。女の子には人気ありそうなタイプ。

アヤネ：あなたとなら、私は一人じゃない
洵：君となら、僕は一人になれる

洵がそういう気持ちになるのはわかるけど、アヤネは何の目的で洵に近づいたのかイマイチよくわかりません…。

アヤネと洵のデート（?）の後をつける慎。ところがいきなり不思議ワールドへ。慎はアヤネに心のスキマをつけこまれまくってますね。

その頃アヤネはキス一発で洵をお持ち帰り。

拓朗の過去エピソード回。ついにアフロの秘密が明らかに！

でも、ペルソナラジオで子安さんも言ってたけど、アフロは逆に人に目をつけられやすいというか、目立つよね。

過去回想で幼少拓朗登場。元はストレートヘアかい! かわいい子供時代じゃないですか。見た目が普通だし。今の拓朗もアフロをやめてさらさらヘアに戻せばモテそうな気がするのよ。でもアフロの方がインパクトがあるよね！

行方不明になっていた人々が、無気力症になって人の空っぽの心の中に帰ってくる。ある人の人格が別の人の体にって…こ、こわい…。

消えたい族。行方不明者が多い富山湾に、生きる希望をなくした神隠し希望者が集まる…そんなミステリースポットいやだー!!

えっ、永井さんが別人格に!? 遊佐浩二さんの出番はあれで終わりー!?

今回もアヤネはわかりにくい説明セリフを残して去っていきました。言いたいことはなんとなくわかるけどね。

拓朗パパは若いお姉さんになって登場。声は喜多村英梨さん。拓朗パパは特撮マニアだったという衝撃の事実。

若い女性姿で登場したのは、お別れの抱きしめシーンが絵になりそうだからじゃないかなと思ったり。

拓朗：オレは惚れた女は泣かせねえ。自分を信じてくれるヤツを裏切らねえ

拓朗の過去の痛みがいかに重かったか。この決意にいたるまでの時間を思うと泣けますね。

それなのに感動の別れのセリフがそれかーい!? やっぱり拓朗のパパだわ。

17話でめぐみの過去清算、この19話で拓朗の過去清算。ここらで積み残しをきれいさっぱり終わらせて、ラストの戦いへ突入なんでしょうね。

諒兄ちゃん、台所でお湯出しっぱなしで寝るのは危険。ドキドキ。換気は大丈夫か、もしかして寝てるんじゃなくて、一酸化炭素中毒では? とドキドキ。別に寝顔にドキドキしたわけじゃありません。

アヤネと九条の関係を真田が明らかにしてくれました。

この回で真田と伊藤刑事の意味深な会話がありますが、もうこの時点で洵のオトリ作戦の話が三者でついていてわけですね。急な慎と洵のデートもその一環。だから楢崎が尾行して…涙。

18話で洵がアヤネに連れ去られたので、今の洵の中の人は結祈。

前回だったかな? 洵がめぐみにダンス同好会に入りたいと言ったのは。めぐみは早速後輩達に洵を紹介すべく食事に誘ってます。部員の確保に余念のない先輩です。

お姉さんたちに囲まれて楽しそうな結祈。結祈はめぐみたちと別れた後、洋服店で買い物。叶鳴と出会ったときには手に買い物袋を。その中身は次回明らかに。

そのころ洵は諒兄ちゃんの真実を知ってしまうのでした。一方慎も真田からある事実を告げられ…。もう今回いろいろ伏せられていた事実が明らかになって大変ですよ。

でもそんなこと（!?）より諒と洵の会話シーンで、妙にきれいな諒の作画が印象に残りましたよ。最初の諒と洵のシーンもあちらの世界。だからお湯出しっぱなしでも大丈夫さ。

叶鳴と洵の会話。なにげない会話の中に、22話で明らかになる叶鳴の真実への伏線が…。