ペルソナ -トリニティ・ソウル- 15～17話感想

PERSONA -trinity soul-（ペルソナ -トリニティ・ソウル-）15話から17話までの感想です。

とうとうマレビトたちとの戦いへ。

第15話「明日を閉ざすもの」感想

電話の人・真田明彦が本格的に話に絡み始めました。組織内の諒の立場や、これまで謎だった「影抜き」の真実についてもちょいと語ってくれたり、ドラマの謎にせまる回。

真田：よぉ、おかえり
慎：たっ…だいま
真田：悪いが皿を出してくれないか?
慎：……誰?

真田さんは勝手に留守宅にあがりこんでチャーハン作ったり、水にこだわったりと、いきなりキャラ立てが激しいです。後半登場だからこのくらい派手にキャラ作らないと、印象に残りにくいかもね。ちなみにアニメでは特に説明されていないけど、ゲーム「ペルソナ3」に登場したキャラだそうですよ。

そんなことより諒ファンの見どころとしては、ワンコ抱いてる子供時代の諒だよね。あれ、この頃って家族アルバムではまだ眼鏡じゃなかったような…? それより声は洵（沢城みゆきさん）!? 声変わり前だし…兄弟だからアリかな。

映子さんとのなれそめキター。かわいいー。ワンコはジョンかと思ったけどジュン? 子供と同じ名前を犬につけるなー!!

今回めぐみと拓朗のやりとりも見どころ。めぐみは無防備すぎだけど、拓朗はやっぱり意識しちゃうのね、好きだから。現在夏休み。寮にほとんど人が残ってない状況。…めぐみもちっとは意識しろ!!

マレビトと慎たち警察チームのペルソナ制御薬をめぐる攻防。

拓朗とまゆりはアルバイトでかなり親密に。拓朗は普通に友人に接するようなかんじだけど、まゆりがの方がついついやさしかったリーダーと重ねてるのね。でもその牛丼の食べ方は直そう、まゆり。かわいいのにもったいない。

まゆりが制御薬を必要としていないように見えるのは、取り込んだペルソナが少ないというよりは洵のペルソナ効果かな。

今回で有働はリタイヤ（ペルソナ的に）。椎葉（しいば）も…? これで戦えるのは前髪ぺったり壮太郎と沙季だけ? 沙季もちょっとあやしいけど。ラスボス九條さんは眠ったままみたいだし。

柊製薬の永井は、12話で諒に恩着せがましく薬を渡していたCV：遊佐浩二さんじゃないですか。裏切り者はお前か!! 今回出番はあるけどセリフなし。

壮太郎は「保険証がない」といってたけど、ないのは保険証だけじゃなさそう。貧乏…じゃないよ!! 沙季が「まゆり」なのも、偽装のためというよりは、沙季としての戸籍がないから誰かのものを使っているのかも。

やっぱり九條さんが実験のために集めた子供なのかな。だとしたら極悪人。

いまだにペルソナの制御が下手でも、慎のピンチに駆けつける拓朗。戦いに反発していためぐみも合流。仲間の厚い友情はいいですね。

ところで叶鳴はなんでここにいるのよ!? ミスリードかもしれないけれど、今のところ怪しさ満点です。

めぐみの実家がすごい旧家でびっくり。実はお金持ち!?

今回はめぐみエピソードが雑にかんじましたよ。いままでセリフやシチュエーションをしっかり練り上げている印象だったのに残念。めぐみの過去話をちゃんとケリつけなきゃいけないけど、尺がないので「これで勘弁」といわれたような印象。

子供を失った母親が取り乱すのはわかるけど、「どうしてあんたじゃなかったの!? 」というのはないと思う。めぐみが弟をいじめているとか、継母がめぐみを嫌っている描写がなければ不自然。

めぐみは「弟のことを好きじゃなかった」といったけど、いじめていたわけじゃなし。弟に対してぎこちない笑顔も返していたし。

見る限りお互い子連れの再婚みたいだから、継母は納得ずくで結婚しているはず。つい自分の息子をかわいがりがちなのはわかるけど、事故前はめぐみを嫌っていたわけでもなさそう。

だったら継母はああは言わないと思うんですよ。なんにせよ過去描写が少ないのでわからないけど。ずっと後悔していた…ということで、あのスピード和解はありかもしれないけど、お母さんはペルソナ見えるの!? いろいろと雑なカンジ。

一見感動エピソードですが、粗が目立って感動を押し付けられているような印象が否めません。手抜きせずに最後までがんばってー!!

椎葉復活。やっぱり洵が治癒していたのね。

窓が割れた車から放り出される拓朗。危険すぎ!! 普通なら重傷ですが、ペルソナで無傷。とうとう上手く使えるように!? と思いきや、やはり上手く扱えないのでした。ギャグ担当がいるとホッとしますね。

ゲーム「ペルソナ4」のCMって今週から? オシャレデザイン・バージョンの方がステキですー。