意外と早く長男がデレました。5話で慎の身に迫る危険を聞いて、6話で昔のことをいろいろ思い出して。7話で不器用ながらも「この家にいてもいい」ととれる発言が。

仕事はハードだし、家庭内もトラブルをかかえてたら心休まる時間なし。男三兄弟の28歳長男は大変ですね。口にしないけれど、諒にとって映子さんは心のオアシスとみた!!

第6話「署長の消えた日」感想

クマ署長の回。東京から富山の綾凪署に一日署長としてやってくるばずのアイドル・ちーこりんが交通トラブルのせいで富山入りできません。署員たちは急遽一般人から一日署長を代行してもらうために奔走。誘拐事件まで発生。しかし署長と連絡がとれず綾凪署は大騒ぎ。

同じ頃、リバース事件発生の報で出動した綾凪署長・諒。しかし誤報。署に戻ろうとしたところ、子供たちに風船を渡していた着ぐるみクマさんが目の前で昏倒。あの倒れ方はヤバイ!話を聞けばとクマさんの中の人はお腹を空かせていて倒れたとか。気の毒に思った諒がたこ焼きと飲み物を買って戻ってくると、着ぐるみを残して中の人は姿を消していました。

着ぐるみの中の人が稀人の祐史だったというのが笑えます。どこぞの研究所に所属していて金銭的には困ってなさそうと勝手に思ってましたが、普通にアルバイトして食費を稼いでいたんですね。

クマのぬいぐるみを抱えて中の人を探す諒。そこに幼い兄弟が。クマさんから風船が欲しいと泣く弟、いないんだからあきらめろという兄。その様子を見守る諒。…そして兄弟の前に風船を持ったクマさん登場!中の人はもちろん…。

ちょうど署から連絡の電話が入るも、「中に人なんかいない」という子供の目の前で着ぐるみを脱いで携帯をとるのはためらわれ…。

泣いていた子を笑わせるためにコミカルに動くクマさん。それを見て子供のキツイ一言「バッカみたーい!」。一瞬、動きが止まるクマさん。やっぱり傷ついたのか?そこに兄弟を誘拐した男たち登場。刃物を取り出します。クマさんにしがみついて泣き出す子供たち!

すべてが終わった後、夕焼け空をながめながら思い出にひたるクマさん。ゆれる水色の風船。

それはまだ慎が子供の頃。まだベビーカーの洵・結祈。ベビーカーを押しているのは映子さん?転んで水色の風船を空に飛ばしてしまって泣き出す慎。諒はやさしくなぐさめて慎を肩車してやるのでした。

こんな幸せだったころがあった…そんな回想をさえぎるように、やってきた慎がクマさんに「水色の風船をください」というのでした。


見どころとしてはすばらしくクマなギャグ回でした。なりゆきで、め~こりん・か~こりんとして一日署長になってしまうめぐみ・叶鳴も捨てがたいけれど、いい人ぶりが明らかになった諒がクマで全部もっていったというかんじです。

クマのぬいぐるみがまたブサかわいいというか、ちょっと困ったようなひょうじょうなのがいいですね。

そして諒の電話の相手がアイドル・マニアなことも判明。

電話の人:まあ確かに、ちーこりんよりもむしろ、一日署長にふさわしいのはふーこりんだと俺は思うがな。 だがそれはコスプレアイドルとしての彼女のキャリアを評価して言ってる訳で そのマニアックさをどう捉えるかは、意見が分かれる所だろう。 一般的な人気と知名度で言えばちーこりん、それは否定できない。お前の人選は間違ってはいない
諒:いや、別に俺が選んだ訳じゃ
電話の人:あるいは、喉の手術を克服したばかりで話題性のあるみーこりんて線もあったかもしれないが 復帰のタイミングが分からないと、オファーも難しかっただろう。 手堅く考えればよーこりんも捨てがたい所だが、彼女には既に、一日署長の経験がある
諒:…お前、詳しいな
電話の人:一般常識の範疇だ。本題に入ろう

電話の人のアイドル語りが長すぎて、結局本題に入れなかった署長。電話の人は冷静な口調ながらもこれだけ滔々とアイドルについて語っておいて「一般常識の範疇だ」で締めくくれると思っているところがマニア特有の思考です。

よーこりんは1話で慎が「署長なんてよーこりんだって~」と名前があがっていたキャラですね。2話で拓朗が「まーこりんのフィギュア」っていってたような…?何人いるんだ「~こりん」は!アイドルユニットなのかな?


映子さんが今回綾凪署に配置換えになったり、凪の杜学園には学生寮があってめぐみと拓朗は寮生であるとか、叶鳴はときどき記憶がなくなっている時間があるとかいろいろでてきましたよ。

凪の杜学園に寮があるなら、慎・洵もそこに入ればと思ったけれど家が近いからダメとか、諒はこの町に二人がいることすら嫌がっていたからダメとかあるんでしょうね。

第7話「私という他者」感想

1日署長のごほうびにもらった6人分の温泉旅行。めぐみ、叶鳴、慎、拓朗、洵、そしてめぐみの先輩・田坂悠美。車の運転は前回も登場した寮監の戌井さん(自腹参加)。この人単なるゲストじゃなかったのね。

田坂先輩は第1話で諒が助けた女子高生ですね。PTSDで入院していたはずだけどちょっと元気になったかな。めぐみは2年前この温泉で先輩と一緒に合宿したこともあり、親しい先輩の突然の入院にずっと心を痛めていた様子。

昼間はのんびり海岸を散策、夜は温泉にトランプ。拓朗が間違えて女湯に入っちゃうのはお約束ですね。

めぐみの「まだ私、発展途上なんだからね!」に「じゃあ♥」と反応する拓朗と戌井。慎が反応しないのは…発展途上に興味がないのか、男気あるめぐみをそういう対象としてみていないのかどっちだ!?

夜中にこっそり抜け出した拓朗は海辺でペルソナ修行。しかしノーコン。ペルソナにひきずられてあさっての方向へ。「髪の毛ぺったり野郎」と戦うために修行をったのもしいですね、拓朗は。

めぐみはもちろん大反対。しかし慎も身の回りで起きている危険体験を話して説得。

何者かに呼び出され(?)灯台から落ちそうになった田坂先輩。ペルソナで助けようとするみんな。拓朗のペルソナはノーコン、慎は謎の少女に阻まれ、先輩を救ったのはめぐみのペルソナでした。

今までめぐみが「影抜き」を嫌っていた理由もだいたいわかりましたね。次回からパーティーを組んで戦うのかな?でも慎のペルソナ好戦的だから連携プレーできるんでしょうか…。

ところで赤い髪の謎の少女が謎すぎます。慎のペルソナに切られて(?)羽になってたし。誰かのペルソナ?いままでさんざんでてきた「くじらのはね」に関係しているのでしょうけれど。

戌井さんの動きも怪しいです。戌井さんといえば「男女一組くらいなら大目に見るけど」っていってましたが夜中に一緒に抜け出しそうなペアはいませんよね、このチームどうみても。

そういえば諒兄ちゃんは、朝の「慎、気をつけていって来い」でちょっとやさしくなったかも。

第8話「クスノキの下で」感想

ギャグ回!? と思ったら最後に…。いきなり「告白のクスノキ」の下に呼び出される拓朗。相手は叶鳴。てっきり「告白!? 」と喜びつつも、「オレはめぐみの事が…」と断りかける拓朗。やっぱりナイス・ガイです。 そこに「叶鳴との5分後の待ち合わせの約束」があった慎登場! フタマタ!? と困惑する拓朗。

拓朗はギャグ担当ですね。もう拓朗のBGM(?)が流れただけで「ギャグ!? 」と脊髄反射で思います。

転校生の山咲まゆり登場。ロング緑髪、メガネ。叶鳴の幼馴染。でもあんまり仲よくなさそう。まゆりの叶鳴を見る視線がキツイです。養護施設で…というのが気になりますね。

まゆりが転校してから学園内に発生する奇妙な出来事。誰よ、めぐみの体操服を拓朗の机に入れたのは。あーこういうときニオイかいじゃうよね。慎たちは夜の学園内を見張ることにするのでした。

拓朗も慎も幽霊は苦手。特に慎。慎は「ジバク霊=自爆霊」と思ってるのか!? お守りを手に夜の学校へ。ところで学校が建つ前はお墓だったというウワサは全国共通? 病院だったとか、お墓だったとかいうのは私が通っていた学校にもあったなー。

夜の教室で苦しむまゆり。姿を消した洵。叶鳴をまゆりの元へ残してその場を離れる慎・拓朗・めぐみ。慎は持っていたお守りを渡す気づかいをみせるのでした。幽霊がこわいくせにちょっといい話…かな?

学校の怪談とちょっといい話が終わった後に、まゆりの正体が!! って声でわかった人いるよね。前髪ぺったり君との会話から、リーダーを探しに来ていたようです。

今回の諒兄ちゃんの登場は、朝食の席のグレースーツ(前回と同じ)のみ。またこれがもっさりしたスーツで。色のせい? 机の上に散らばっていた前回の慎たちの温泉旅行写真、絶対厳しくチェックしてるね! 神郷家・長男の務めとして。

DVD3巻はクマ回収録です。

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