アニメ「PERSONA -trinity soul-ペルソナ -トリニティ・ソウル-)」のスタッフデータまとめ。原案はゲームの「ペルソナ3」。「ペルソナ3」の10年後という設定だそうです。話はオリジナル。
アトラスのゲームはメガテン・シリーズしかやっていない私。第1話を見たときには「キャラクター・デザインが弱いなー」と思いました。なんというかインパクトが少ないというか…主人公なんか他のアニメに出てきたらサブキャラ・クラスのデザインじゃないか? と。
話も第1話は普通で…これは切ろうか(←短気)と思ったところに流れたエンディング映像。バケツ登場(笑)。歌もあってます。マグリッド好きの私のハートを直撃です。シュールレアリスム? 視聴決定!!
絵柄は続けて見ていくうちに慣れたというか、これはアリかもと思えてきましたよ。
スタッフ
アニメを作っているのは「おおきく振りかぶって」のA-1 Picturesです。
スタッフリストは敬称略です。
- 原案
- PS2ゲーム「ペルソナ3」
- メイン・キャラクター原案
- 副島成記
- キャラクターデザイン・総作画監督
- 石井百合子
- ペルソナデザイン
- 玄馬宣彦
- シリーズ構成・脚本
- むとうやすゆき
- 監督
- 松本淳
- アニメーション制作
- A-1 Pictures
- 本放送
- 2008年1月~6月
- 音楽
- 岩崎琢
- ペルソナ~トリニティ・ソウル~ オリジナル・サウンドトラック
- Selfconsciousness-岩崎琢 劇伴音楽集-
- 主題歌 オープニング1
- 「Breakin' through」 歌:喜多修平
- Breakin’through(初回生産限定盤)(DVD付)
- 主題歌 オープニング2
- 「WORD OF THE VOICE」 歌:FLOW
- 主題歌 エンディング1
- 「SUICIDES LOVE STORY」 歌:北出菜奈
- SUICIDES LOVE STORY
- 主題歌 エンディング2
- 「Found Me」 歌:川村ゆみ
声優
声優リストは敬称略です。読みにくそうなキャラだけフリガナつけてみました。
主役の慎と兄貴の諒は「地球(テラ)へ…」のセルジュとキースでしたね。
慎・岡本信彦さんと諒・子安武人さんの2人がやっているwebラジオ「ペルソナラジオ(略してペルソラ)」も面白いですよ。
19話のエンディングで拓朗の父親の名前は出なかったけれど、声優は喜多村英梨さんでした。
- 神郷慎(かんざと・しん)
- 声:岡本信彦
- 神郷諒(かんざと・りょう)
- 声:子安武人
- 神郷洵(かんざと・じゅん)
- 声:沢城みゆき
- 神郷結祈(かんざと・ゆき)
- 声:沢城みゆき
- 茅野めぐみ
- 声:阿澄佳奈
- 守本叶鳴(もりもと・かなる)
- 声:中原麻衣
- 榊葉拓朗(さかきば・たくろう)
- 声:田坂秀樹
- 紫倉統馬(しくら・とうま)
- 声:浪川大輔
- 紀本祐史
- 声:飛田展男
- 瀬能壮太郎(せのう・そうたろう)
- 声:高城元気
- 橘花沙季(たちばな・さき)
- 声:佐古真弓
- 二階堂映子(にかいどう・えいこ)
- 声:小林沙苗
- 伊藤久仁雄(いとう・くにお)
- 声:江川央生
- 楢崎智弘(ならさき・ともひろ)
- 声:川原慶久
- 戌井暢
- 声:関智一
- 永井清文
- 声:遊佐浩二
- 玖珠若桜(わかさ)&玖珠椎葉(しいば)
- 声:代永翼
- 有働秦市
- 声:安元洋貴
- 九条稀也
- 声:勝部演之
- 真田明彦
- 声:緑川光
- 神郷遥(母)
- 声:森沢芙美
- 神郷慈(父)
- 声:竹若琢磨
- アヤネ
- 声:能登麻美子
全話タイトル
「PERSONA -trinity soul-」全26話。ペルソナ・バトルより神郷三兄弟(妹も入れると4人だけど)の人間ドラマに重点をおいたストーリーです。
ある日偶然ペルソナに目覚めて、平和だった日常生活が変わってしまった主人公…という話だと思いこんでました、最初は。まさか必然だったなんてね。かなり意外なストーリー展開。少しずつ明かされる謎に引きこまれました。
- 特A潜在
- 影抜き
- マレビト
- くじらのはね
- 強いられた結合
- 署長が消えた日
- 私という他者
- クスノキの下で
- 海からの呼び声
- 影は薄暮に微笑う
- 依存の定義
- 救済者
- 朱に染まる雪原
- 狭間の彷徨
- 明日を閉ざすもの
- 解放の子と治癒の精霊
- 風の里にて
- 沈む夢
- 帰還者
- おもいで
- 残刻
- 依り代
- 絆を抱いて
- 贖罪の楔
- 謂れなき喪失
- 浮上する未来
全体を通しての難点といえば、
- ペルソナが見づらい
- 「くじら」のこと
ペルソナの形がわかりにくいから、バトルが何をやっているのかわかりにくい。うちの15インチブラウン管テレビが古いせいかもしれないけどさ。 唯一、叶鳴の水風船ペルソナだけはわかりやすかったですよ。
「くじら」は無意識の集合体みたいなもので、生きている人の無意識にもつながっているというのはわかります。でも生物の「くじら」という名詞を使ってしまったために「何か関係あるの」かと思ってしまう点。そこが「くじら」のわかりにくさを増幅したような気がします。
「何故富山の海にいる?(無意識の海ってヤツ?)」、「(くじらにとって)複合ペルソナの何がいけない(どうしてくじらが傷つく)のか? (単に人工物だから?)」「生き物なのか!?」…などなど。
「くじらのはね」も「くじらのかさぶた」と言っていたけど、なぜか目に見えるし、手にもてるし、羽枕ができそうなくらいバサーッとでてくる謎物質。
アヤネの複合ペルソナが同時多発無気力症を引き起こしたのはわかるけど理由は不明。とにかくクジラがらみの謎(世界観とか設定)は中途半端というか説明が上手くなかったなーと感じましたよ。
設定説明にはいささか難有りでしたが、会話が自然で上手かったですね。言葉の内容的にもキャラ的にも。シナリオと音響監督さんがよかったのかも。
それもあって、人間関係の構成は上手くできてました。先の回の会話が後の回で生かされているので、話がぶつ切りにならずつながっているかんじ。各キャラもブレがなかったし。そこらへんの各話の連携は上手かったですね。
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