DARKER THAN BLACK 流星の双子 7話「風花に人形は唄う…」8話「夏の日、太陽はゆれて…」感想

「DARKER THAN BLACK 流星の双子」の各話感想。第7話「風花に人形は唄う…」第8話「夏の日、太陽はゆれて…」。

8話は見所も多いし、名台詞は飛び出すし（笑）、ターニングポイントな話でした。必見!!

第7話「風花に人形は唄う…」感想

蘇芳の父・パブリチェンコ博士が2度の戸籍操作をした痕跡。MEネットワーク。博士の死体は本人のものであるけれど、MEスクイーズから抽出できた博士の記憶は1日分だけ…。さらにパブリチェンコ博士は現在に東京にいることが判明。

紫苑とパブリチェンコは何かあったときには、「2人で」逃げ出すための準備をしていた。…では蘇芳が置いていかれた理由は…? どうも話が怪しくなってきましたよ。

その頃、黒（ヘイ）達は追っ手から逃れて北海道を出るために便利屋・理花子（声：生天目仁美さん）を使うことに。

黒（ヘイ）さんも蘇芳も変装。息子を亡くした父と娘、そして亡骸がジュライ（笑）。霊柩車でGO！ドールは目立つから検問突破のための苦肉の策。

蘇芳は黒（ヘイ）と理花子のジュライに対する扱いが気に入らない。死体の真似をさせられ、窮屈な思いをさせられても文句一つ言わないジュライにいらだつ蘇芳。

ぎゅーとほっぺをひねってジュライに「痛い」と言わせるあたり、いじわる姉モードだー!! 姉って弟には何かと理不尽なことするよねー（笑）。

つねられて赤くなったジュライの頬を見て心痛めるくらいなら、赤くなるまでツネるな蘇芳（笑）!!

報酬支払い後、黒（ヘイ）・蘇芳・猫（マオ）の乗った車がパンク。ジュライを載せた霊柩車ごと便利屋逃走。

便利屋の狙いはドールの売買。ジュライを追わずに淡々とパンク修理にとりかかる黒（ヘイ）。それを見て苛立つ蘇芳。

蘇芳が能力を使わないならサポート役のジュライは不要と言い切る黒（ヘイ）。ジュライを切り捨てる気まんまん。

でもドールだからというのは理由にならないはず、なぜなら…

蘇芳：銀（イン）にはあんなに…あんなに…
黒（ヘイ）：黙れっ!

黒（ヘイ）さんは痛いところを突かれると怒って黙らせるタイプだよねー。口下手。悪い…というかダメな大人（笑）。

蘇芳はジュライが送ってきた観測霊を見て助けに行くことを決意。黒（ヘイ）が止めるのも聞かずトラックの荷台に乗ってジュライ追跡!!

ここで猫（マオ）が監視云々言ってたのは、猫（マオ）がマダム・オレイユから受けた任務はやはり蘇芳の監視だということ。

黒（ヘイ）が来る前から、蘇芳のペット・ペーチャに憑依していたわけだから。マダム・オレイユの目的が気になるところ。

蘇芳：残るんだよきっと、気持ちのかけらは。ドールだって契約者だって

ドールのジュライ、契約者になってしまった友・ターニャ。蘇芳はやはり契約者としてはかなりイレギュラーな存在に感じるけれど、どうなんでしょうね。

場面変わって、倉庫で理花子に裸に剥かれるジュライ。

理花子：きっとかわいがってもらえるよー。ショタのドールは人気だからね

えっ、闇の組織への人材斡旋じゃなくて、そっち系!? その発想はなかったわ! ただれてるのね、この世界も（笑）。

蘇芳が理花子にガラス片を投げつけるシーンはゾッとしました。猫（マオ）に制止されても次々とガラス片を投げつけて…。人を傷つけることに何の感情も抱かない契約者。

元・殺人鬼の契約者・イリヤ・ソコロフ（声：うえだゆうじさん）がトドメを刺さなくても、下手したら蘇芳が殺してたかも。

イリヤの能力もかなりヤバイ系。捕まってしまった蘇芳、ジュライ、猫（マオ）…どうなる!?と思ったところに黒猫トラックに乗った黒（ヘイ）さんがヒーローのごとく登場（笑）! やっぱり僕らの黒（ヘイ）さんだ!!

黒（ヘイ）さんの危機に、ジュライが自発的に観測霊を出してまさかの援護。

黒（ヘイ）さんも、後でこっそり一期で銀（イン）に言ったみたいに「ありがとな」ってジュライに言うように!

蘇芳にたんこぶを触られて「痛い」と言うジュライ。教えられたことをやっているだけかもしれないけれど、それだけじゃないと思いたいところ。

一方その頃、東京の紫苑とパブリチェンコ博士が動き出す…。いよいよ本格的に話が動き出すのか!? 次回も楽しみです。

第8話「夏の日、太陽はゆれて…」感想

冒頭の蘇芳の回想。幸せだった頃のターニャ（声：石川由依さん）やニカとプールで遊んだ夏の日の記憶。

マダム・オレイユ暗躍。三鷹文書＝未来の記憶。まだ変えられる余地のある記憶。未咲に与えられたヒント。

ああ、1期のアンバーにつながるのね、なるほど。2期で未咲に与えられた役割は視聴者目線だけでなく、1期での事を自然に繋げる為の役割もあるんだ…。

寝台列車で東京へ向かう黒（ヘイ）達。同じ列車内で接触してくるレプニーン（声：小室正幸さん）とターニャ。

黒（ヘイ）さんと食堂車で朝食は危険だよ、レプニーン（笑）。

黒（ヘイ）さん飲んだくれ情報はFSBもきっちりつかんでいるようで、朝からわざわざ黒（ヘイ）さんのために酒をオーダーしてすすめてくるレプニーンに対して、

黒（ヘイ）：もう飲まん

なに!? 蘇芳との約束を堅守するつもりかっ!? やるねー黒（ヘイ）さん。

レプニーン：食事はオーダーしたかね? 飲まぬ分存分に…頼めば…

の言葉が終わらぬうちに並べられる、注文された数々の料理の皿。帰ってきたー!! みんなの黒（ヘイ）さんが（笑）!フードファイト開始（笑）。

レプニーンの目的は黒（ヘイ）さんのヘッドハンティング。しかし断る黒（ヘイ）さん。食べるだけ食べといて断る（笑）。そもそも乗る気０だから、ずうずうしいよねー。

レプニーン：まさかあの子（＝蘇芳）に情を移したというわけでもないだろう?
黒（ヘイ）：好きに勘ぐればいい

席を立とうとする黒（ヘイ）さんに、列車に爆弾を仕掛けたと言って車内の乗客の命を盾に仲間になることを迫るレプニーン。

レプニーンと前回登場したイリヤの関係。むー、レプニーンさんにそんな過去が。

そして契約者の自殺が続いている話。イザナミ＝銀（イン）にそんな力が!? 黒（ヘイ）さんの回想シーンで銀（イン）の周りに倒れていた人々は契約者で、ノリオの母の死もやはり…。

その頃捕まった蘇芳に「なぜ自分を殺さなかったのか」と訊ねるターニャ。

黒（ヘイ）に止められなかったら殺していたかもしれないが、殺さなくてよかったと、素直に自分の気持ちを告げる蘇芳。

以前、蘇芳に対して嫉妬していたことを話すターニャ。ニカと親しかった蘇芳に。

ターニャ：ニカに私の方を振り向いて欲しかった。そう思っていたことは覚えている。
ただ、そのときの気持ちは思い出せない。
覚えてる、私はニカが好きだった。覚えてる、私はニカを殺した…

記憶はあってもそのときの感情は思い出せない。ニカを好きだった自分の気持ちを。これは悲しいよね…。

契約者となった友人の悲しさを目の当たりにして、思わずターニャを抱きしめる蘇芳。

一方その頃レプニーンに説教開始の黒（ヘイ）さん。

黒（ヘイ）：その男は確かに畜生だ。だが契約者だからじゃない。
最低の人間だから、最低の契約者になっただけだ。
そしてお前も。人間の癖に合理的な枠組みの中にしか自分を収めることが出来ない。
お前に…乗客を道連れにする度胸などないっ!!

お説もっともだけど、レプニーンは軍という名の組織の中に生きる「普通の人間」。契約者であるイリヤは直感的に怖いはず。返り討ちを恐れたのかとか保身とかその辺を責めるのはちょっと気の毒じゃないかと。

契約者じゃないのに、契約者と互角に戦える黒（ヘイ）さんの人生の方が特殊なんだから。

結局交渉決裂で、黒（ヘイ）逃亡。列車を止めるターニャ。列車の外に逃げる蘇芳。

黒（ヘイ）を追うレプニーンと蘇芳を追うターニャ。

逃げた先でターニャが操るゴキブリから逃れるためにプールに飛び込む蘇芳。思い出すあの夏の日。蘇芳に水をかけられたターニャもまた共に遊んだ夏の日を思い出して微笑む…。

しかし命令で虫を使って蘇芳を襲うターニャ。追い詰められた蘇芳はついにライフル召還。しかし撃てずに銃を下ろそうとしたところ…。

ターニャ再登場ということで、いやーな予感はしてたんですよね…。

紫苑がまた歩けなくなってるのは、やはり対価。蘇芳と同じ能力なのか、それとも…?

黒（ヘイ）：撃たなければ、お前がやられていたんだ。
身を守るすべがそれ以外なかったのなら、それでいい

銀（イン）の時は撃つなと止めたのに? 黒（ヘイ）の言葉に不信感を持った蘇芳は黒（ヘイ）と別行動することに。ジュライと猫（マオ）と共に…。

次回予告に1期のあの二人が登場（笑）。えっ、もう話数残ってないんですけどいいの!?

まあそんなことより、今回の問題発言（笑）。

鎮目：俺はBK201とは違う。ここ数年、ロリのドールを連れまわしてしっぽりと逃避行（以下略）

ちょっとー、黒（ヘイ）さん公式にロリ扱い? しかし外伝OVAのCMを見る限り、全くもって否定できない事実くさい（笑）!!

お手手つないで海岸でラブラブデートとか、夜は夜でベッドで抱きしめてラブトークとか。抵抗しないドール相手に!! これは確かにロリ認定されても擁護できないよー（笑）。

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