「鋼の錬金術師 コンプリートブック設定編（マテリアルサイド）」には量的に負けてますが、絵の大きさでは勝ってます。
線画資料集といえば、movicのグッズ設定資料集みたいにモノクロ・片面印刷のものを思い浮かべるかもしれません。
しかし、この本は以下の点が違います！
- 線画以外にカラーページもあり
- 用紙は両面印刷
- カラー設定と美術は1/4に縮小して、1ページに4枚の資料を掲載
要するにカラーもあるし、本の厚さの割に絵の量が多いということですよ。
メインキャラの基本設定画はこの本だけでもOKかも。
キャラクターの線画は大きくてたくさん載ってる方がいい。美術は多少小さくてもいい。というファン心理を巧についてます。
美術小さいっていっても、これより縮小して載せてる資料本なんてざらです。
個人的にはこの大きさは充分だと思いますよ。
難点を挙げるなら、作品後半初出キャラの設定画がないことくらい。
絵の量では「TVアニメーション 鋼の錬金術師 コンプリートブック 設定編(マテリアルサイド)」に及びません。
ファンとしては大きい絵はうれしいものなので、とてもいい本だと思いますけどね。
- タイトル：TVアニメーション 鋼の錬金術師 線画資料集
- 出版社・発売時期：スクウェア・エニックス（2004-05-31）
- ページ数：不明
- 総合評価：
- 内容：アニメ「鋼の錬金術師」制作スタジオで使われた設定資料集を本形式にしたもの
- 全128ページ、A4横サイズ
- カラーページあり
- キャラクター設定120点
- 世界観・美術設定79点
- メカ小物など31点
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