宇宙戦艦ヤマト2199公式設定資料集GARMILLAS 感想

「宇宙戦艦ヤマト2199公式設定資料集GARMILLAS」は「宇宙戦艦ヤマト2199」のガミラス側のメカ&キャラクター設定画、美術設定画をまとめた本です。

本はA4横の横長デザイン。ページ数は多くて厚みはありますが、ソフトカバー。クニャっとしやすいので、スリーブケースついてます。

263ページのうち、251ページまでが設定画（線画、カラー設定画）。残りはインタビューやスタッフデータ集。

設定画の内訳は、156ページまでメカ設定、44ページがキャラクター設定、約50ページが美術設定&小物設定。

先に発売された地球側の設定本の感想は「宇宙戦艦ヤマト2199公式設定資料集EARTH 感想」に書きました。

対になってる本なので、本の内容構成はほぼ同じです。地球側とガミラス側との違いがあるだけですね。

では、「宇宙戦艦ヤマト2199公式設定資料集GARMILLAS」の中身紹介。

メカ設定

メカ設定はガミラス側は種類が多いですね。

戦艦とか母艦とかの艦艇だけでもこれだけありました。

モノクロ線画が中心ですが、外観と艦内の設定画多数。外観はカラー設定画もあります。塗装の色違いも載ってるので、だいたい網羅されてる印象。

簡単な説明と、。

攻撃機、偵察機、戦闘機、揚陸艦などなど。車輌も重戦車、輸送車、各種ホバーカーなど。遊星爆弾、反射衛生砲に…以下省略。

ガミラス以外にも、「ヤマト2199」に登場したイスカンダル、ガトランティスのメカ、10話の難破船各種なども載ってます。

あくまで設定画中心。とはいえ全長、全幅、主兵装。各艦の概略説明もあるので、わりと読むところありますよ。

キャラクター設定画

キャラクター設定画は、ガミラス、イスカンダルから囚人のガトランティス人にオルタリア人にガミロイド等。名前のあるキャラはもちろんの事、名前のないゲストキャラもわりと載ってます。

線画設定が大きめに載っていて、カラー設定画は小さめ。見づらいほどではないですが、カラーはほぼ基本設定のみと思っていいかと。

キャラクター設定はほとんど結城信輝、山岡信一、一部デザイン原案：出渕裕ですが、オルタリア人の設定画だけは草なぎ琢仁（「なぎ」は弓へんに剪）担当。

美術設定、小物設定

ガミラスの美術設定画。これもモノクロ線画中心。カラー少々。総統府、総統執務室、都市、各惑星の基地、植物なども。デスラー砲も載ってます。

執務室の壁画（画：草なぎ琢仁（デスラーとスターシャっぽい絵））はカラーでA4より一回り小さい程度の大きさで載ってます。

美術設定は画：小林誠が多数。なんだか懐かしいGONZO臭を感じると思ったら、草なぎさんと小林さんと言えば「SAMURAI7」のコンビですね（笑）。

ちなみに冥王星前線基地なんかは宮武一貴さんのデザイン画。もちろんこの本に載ってます。

スタッフインタビュー

単独インタビュー4本で、各2ページずつ。メンバーは以下の通り。

A4で余白少なめ、文字小さめ、写真なしの2ページずつ。メカ系の人が2人いるので、メカ設定の話の比率が高いかんじ。

それからガミラスの言語体系に関するコラムが2ページ。ガミラス語の字母表と数字の一覧表も。最近はこういうのも専門家が作ってるんですね。

以上。

どちらかといえば、キャラクター設定好きな私。「キャラクター設定とメカ設定に分けた本だったから完璧だったのにー」と未練がましく思う（笑）ので、星4です。

収録されているキャラ設定画の内容については、文句ありません。線画好きなので、カラーが少なくても全然問題なし!!

設定画がぎっしり詰まっている本なので、わりと人を選ぶ内容だとは思います。そういうのが好きな人にはとても楽しめる本だと思いますよ。

タイトル：宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集Garmillas: 出版社・発売時期：マッグガーデン（2013-10-31）; ページ数：264; 総合評価：

内容紹介

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